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2011/02/14

スピリチュアル・メッセージ  ダライ・ラマ


スピリチュアル メッセージ  ダライ・ラマ
¥1,260(送料無料)



春秋社
2010年11月16日発行
165ページ



たまに触れたくなるスピリチュアルな言葉。

ちょうどぴたりとくる雰囲気の本を書店の棚で見つけました。

ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォが、世界各地で行った講演や法話、国際会議などでのスピーチから抜粋された珠玉の言葉をまとめた1冊です。

クンチョック・シタルさん、阿門朋子さんの訳。

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本書では、ダライ・ラマ14世のほほ笑みの写真、チベットの美しい自然の写真などが少しだけ見ることができます。

他は、1ページに1つの言霊。


いくつかご紹介します。


内面に慈悲深く、寛容な心をそなえていれば、心の中の平和は安定し、外部からの影響を受けることはありません。


自分の精神的な状況について、わたしたち自身が責任を追うべきなのです。
誰にも何にも頼らずに。
わたしたちを守ってくれる存在が他にあるならば、もうすでにその手は届いていたのではないでしょうか。
だから今、わたしたしは自分自身の手を自らに向けてさしのべるべきです。


思考をおとなしく従わせるには、上手にコントロールできるよう訓練を積むことが必要です。


疑いの目で人を見るときに、恐れは生まれます。


現実主義、中庸、忍耐を原則としなさい。


楽観的な態度は成功への秘訣です。
はじめから悲観的な態度を決め込めば、ほんの小さなことでも達成できないでしょう。


わたしたちは人類の苦しみを分かち合い、思いやりの心と忍耐を実践すべきです。
愛する者のためだけでなく、敵のためにも。


これらの言葉が、「スピリチュアルな生き方」「自分を育てる」「幸福」など12のカテゴリーに分かれて連ねられています。

それらの言葉は、自分が体験したことのある想いであれば深く心に響くでしょう。

繰り返し登場する言葉は「慈愛」「慈悲」。なんと慎ましやかな言葉たちでしょう。「愛」「悲しみ」とはまったく趣きの違う響きがあります。

本書に書かれているような人間になることができたなら、人生から怒りや憎しみなどの負の感情は消え去るでしょう。存在すらしなかったかのように。

負の感情は訓練と心構えでなくすことができるとダライ・ラマは説いています。

楽観的であることこそが良いことだという言葉も印象的でした。ほっとする空気を感じます。

いくつものシチュエーションに沿った言葉がたくさんありますので、必ず自分にぴたりと当てはまるものを見つけることができるでしょう。

日々の生活や、自分自身の在り方に悩んだ時、立ち止まった時、ぜひ読み直したい1冊です。


★ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ(H.H.the Dalai Lama,Tenzin Gyatso)

1935年、チベット東北部アムド 地方に生まれる。
2歳のとき転生活仏ダライ・ラマ14世と認められる。
1949年のチベット侵略に伴い、15歳で、政治・宗教両面の国家最高指導者とな る。
1959年に亡命。
インドのダラムサーラに亡命政権を樹立。
チベット問題の平和的解決を訴えつづけ、1989年にノーベル平和賞受賞。


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